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あぱん工房 芳賀敦子さん【Iターン】

あぱん工房

・住所:〒299-2507
 千葉県南房総市大井2365
・電話:080-5476-8566
・web:http://achanhaga.livedoor.blog/
・営業時間:12:00~16:00

里山と棚田に囲まれた南房総市大井に2016年に誕生した「あぱん工房」。自家製天然酵母を使って焼くパンが評判となり2019年にはテレビでも紹介されました。今回は隠れ家的パン工房でパンを作る、芳賀敦子さんにお話をうかがいました。

■ご出身と経歴をお願いします

東京都で育ち、小学校6年生から高校生まで広島で過ごしました。看護学校卒業後は、看護師として都内の病院へ勤務。 20代で結婚して30代中頃に現在の南房総市へ移住。移住後も看護師として働いていましたが、退職後2016年に日曜日限定の「あぱん工房」 を開業いたしました。

【芳賀敦子さん】

【芳賀敦子さん】

【パンの販売所】

【パンの販売所】

■南房総市に移住しようと思ったきっかけは何でしょうか?

子育てをするなら都会より田舎でと考えていました。夫も私も自然に触れるのが好きで家族でキャンプや野山の散策をしていました。 移住するなら子どもが小さいうちにと思い、5年位かけて全国を探しました。

 

移住前は特に希望の地はありませんでしたが、南房総市は東京から90分と近い割に 自然が多く残されている、山が低く大きな災害が少ない、広い土地が安く購入できるなど、私の希望条件に合致する点が多く、この地に移住することにしました。

【県道89号線沿いの看板】

【県道89号線沿いの看板】

【周囲は里山と棚田】

【周囲は里山と棚田】

■どうしてパン屋を開業しようと思ったのでしょうか?

50代までは、4人の子育てと看護師の仕事で充実した日々を過ごしていましたが、看護師の仕事は夜勤が多く、毎日の体調管理に留意する必要があり、 自分のやりたいことよりも仕事優先の生活を送っていました。看護師の仕事を終えたら自分の好きなことをやりながらゆったりと過ごしてみようと思っていました。

 

退職後2年位は、畑で作物を作ったり、仲間と本格的に味噌や糀を作ったり、パンを作ったりしていました。パンは東京にいたころから手作りしていました。 時間に余裕ができたことから来客者も増え、作ったパンを振舞っているとリクエストが多くなり、周囲の後押しもあってパン屋をやってみようと思ったのです。

 

■あぱん工房の業務内容やパンの特徴を教えてください。

営業時間は日曜日の10:30~16:00のみです。 仕事としてパン屋を始めた訳ではないので、日曜日のみの予約制としています。

 

前職の関係から体に良いものを時間をかけて作るようにしています。 国産小麦100%(ライ麦のみ外国産)、自家製天然酵母を使い、基本的にバターやマーガリンは使いません。

 

パンの酵母は、「イースト」とそれ以外の「天然酵母」があります。イーストはパン作りに適した 酵母を純粋培養したもので、品質が安定している、発酵時間が短い、簡単に膨らむなどもメリットがあり 自分で食べる時はイーストも使っています。 一方「自家製天然酵母」は作るのに手間と時間がかかる、発酵に時間がかかる、品質にムラがあり大量生産には向いていませんが、 味にコクと深みがあり、モッチリとした食感になります。 この2つはそれぞれメリットとデメリットがあり、目的に応じて使い分けます。 当店では時間がかかっても個性的なパンに焼きあがる「自家製天然酵母」を使っています。

 

天然酵母は自家栽培のブドウを水に入れ発酵させて作ります。ブドウのない時期はレーズンを使います。 他には、甘酒、ヨーグルトも使います。

【小麦が香るパンです】

【自家製天然酵母のパン】

【自家製天然酵母のパン】

【南房総産の果物を使ったパン】

【南房総産の果物を使ったパン】

■南房総に住んでみて感じることを教えてください。

南房総市は農業、漁業が盛んで食べ物が豊富であり、お金を使わなくても精神的に豊に暮らせます。土地が広く自然が残されているので子育てにも向いています。 我が家は4人の子宝に恵まれましたが、基本的な子育ては中学生までという方針です。 高校生になったら見識を広め自立心を養うために親元を離れて生活していました。

【工房前の庭】

【工房前の庭】

【自家栽培の葡萄から酵母を作ります】

【自家栽培の葡萄から酵母を作ります】

■これからやってみたいことなどがあれば教えてください。

新しいことをやるというよりは、細く長く続けていきたいと考えております。 2年前(2019年)に当店がテレビ放映されたことがあります。放映後半年位は急に問い合わせや注文が増え、今までご購入いただいていたお客様にパンを提供することが難しくなってしまいました。 パン屋を開業した目的は「地域の方に愛されるパンを長く作りたい」ということなので、それ以来大きな宣伝は控えるようにしています。

【パン焼き機】

【パン焼き機】

【パン工房】

【パン工房】

■南房総市への移住や南房総市での起業を検討されている方へ向けてアドバイスなどがあればお願いします。

南房総市は土地や空き家は余っています。自然の中での生活は楽しいことも多いけれど、大変なこともあります。 自然を楽しめる人にとっては最高の地域です。

 

【店名】あぱん工房
【住所】〒299-2507 千葉県南房総市大井2365
【電話】0470-46-8566

【ホームページ】あぱん工房
【営業日】日曜日
【営業時間】10時30分~16時(日曜日のみ)予約制

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