Guide / FAQ

南房総市で暮らすいろいろ

南房総市の日常の暮らしに関わる情報を一まとめにご紹介します。

1温暖な気候

南房総市は、沖合を流れる暖流の影響により、冬は暖かく夏は涼しい海洋性の温暖な気候です。年間平均気温は16℃、積雪はほとんどありませんが、冷暖房の器具は必要です。
市域が広いため、沿岸部と内陸部、北部と南部といった地理条件の違いにより、同じ市内でも季節によっては3~5℃程度の気温差があることも珍しくありません。

温暖な気候 温暖な気候

2冬場の強風
「大西(オオニシ)」

南房総市は太平洋に大きく突き出た房総半島の南端に位置することから、風の影響が少なくありません。特に、冬の西風は「大西(オオニシ)」と呼ばれ、時には風速20mを超える台風並みの強風になることもあります。
太平洋側の南西向きのエリアや東京湾に面した海沿いのエリアでは、この「大西(オオニシ)」の影響を受けやすく、塩害、車も煽られるほどの強風や洗濯物を外に干すことができない日々が続くこともありますので、当該エリアに居住を検討される場合は、風による影響も考慮する必要があります。

冬場の強風「大西(オオニシ)」 冬場の強風「大西(オオニシ)」

3地域コミュニティ

市内には116区の「行政区」(自治会)とその下の「組」と言われる組織のほか、青年会、子ども会、消防団などのそれぞれの年代や役割に応じた地域のコミュニティ組織があります。国内様々な地方と同様に、南房総市の暮らしにおいても地域のコミュニティを通じた顔の見える人付き合いや共助がかかせません。

地域コミュニティ 地域コミュニティ

4地域交通
~車が生活の必需品〜

市内及び近隣市町に通じる公共交通は、JR内房線とバス路線(市営・民間含む)があります。鉄道は1時間に1本程度、バスは1日に数本という路線もありますが、通勤通学や生活交通手段として利用されています。南房総エリアは基本的には車社会ですので、車が生活必需品です。各家庭に1台、一人1台保有する家庭も珍しくありません。市内と隣接する館山市・鴨川市にも教習所はありますが、運転免許を取得してから移住されることをお勧めします。なお、東京・千葉・横浜方面の交通手段は高速バスのご利用が便利です。

地域交通 ~車が生活の必需品〜 地域交通 ~車が生活の必需品〜

5ライフライン

<ガス・水道>
都市ガスはなく、プロパンガスが主流です。プロパンガスはJAや地域の個人商店等で取り扱っています。上水道は公営水道がほぼ全域に普及していますが、一部私水道や井戸のみの地域もあります。下水道は整備されていないため、合併処理浄化槽の設置が必要です。浄化槽設置については補助制度を設けています。

<情報通信>
市内全域には、光ファイバー網が整備されており、有線インターネット環境で不自由することはありません。地上デジタル放送も光回線であればアンテナ不要で視聴可能です。ただし、山間部では一部携帯電話キャリアの不感地帯もあり、モバイル WiFIなどによる通信をメインとする場合は注意が必要です。

ライフライン ライフライン

6ごみ

ごみ袋は有料です。きちんと分別し、収集日の朝に各地域で決められたごみステーションに出してください。なお、ごみ収集日や分別方法は地区ごとで異なりますのでご注意ください。また、早急に処理したいごみや粗大ごみなどは、ご自身で清掃センターに持ち込むこともできます。

ごみ ごみ

7自然災害

近年はどこの地域で発生するかわからない自然災害ですので、南房総市でも十分に起こり得ます。市では災害に備えるため、ハザードマップの配布、防災行政無線の戸別受信機の貸与、安心安全メール配信、行政区(自治会)ごとに自主防災訓練の実施や防災備蓄の充実に取り組んでいます。

自然災害 自然災害

8買い物

市内7地区それぞれに、スーパー、個人商店、ドラッグストア、コンビニエンスストア、個性ある道の駅や直売所などが立地し、隣接する館山市や鴨川市には大型のショッピングセンターや専門量販店も充実しているため、日常生活上の買い物に不便はありません。 また、大型のアウトレットモールなど、より商業施設が充実している 君津市や木更津市までは、市の北側エリア から車で30~40分でアクセスできます。

買い物 買い物

9医療

市内には市立病院(富山国保病院)をはじめ、個人経営の医院やクリニックが各所にあります。また、地域の中心的な総合病院の「安房地域医療センター」(館山市)や「亀田総合病院」(鴨川市)には、市内各所から車で10分~40分程度でアクセスできます。

医療 医療

10子育て・教育

市内には、公立・私立合わせて保育所(認定こども園含む)が9カ所、小学校が6校、中学校が5校あります。このうち、富山地
区の「富山学園」と丸山地区の「嶺南学園」は、保育所、幼稚園、小学校及び中学校が同一敷地内に整備された保幼小中一貫校となっています。保育所の待機児童数は0人ですが、年度途中からの入園は難しい場合がありますのでご注意ください。小中学校が遠い場所では、スクールバスが運行されていますので、児童生徒も不自由なく通学できます。
南房総市の豊かな自然環境を活用した独自の教育施策として、「南房総学」、「完全米飯学校給食」、「保幼小中一貫教育」などの取組を推進し、すべての子どもたちの成長を応援しています。また、市内にある「森のようちえんはっぴー」では、富浦地区の大房岬(たいぶさみさき)自然公園をメインフィールドとして、野外保育に特化した活動を行っていますので、より自然の中で就学前の子どもの成長を育みたい方にはとてもお勧めです。
※「森のようちえんはっぴー」は認可外施設となります。

子育て・教育 子育て・教育

子育て・教育