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「利便性と波の良さが両立できる」
吉川祐二さん(移住歴13年)の移住の決め手

家族構成(移住当時)

吉川祐二さん(32)/佳奈子さん(26)
大翔(たいが)くん(2010年生まれ)
香里奈(かりな)ちゃん(2013年生まれ)
愛菜(あいな)ちゃん(2013年生まれ)
移住歴:13年(2009年~)
移住エリア:神奈川県鎌倉市→千倉エリア

南房総市の西側、太平洋に面したエリアにはサーフポイントが多く存在し、メジャーなポイントだけでも10か所以上。都心からも近いため、サーフィンを目的に訪れる人が多く、南房総へのサーフィン移住に憧れるサーファーも少なくありません。今回は、プロサーファーの移住者・吉川祐二さんにサーフィン移住の決め手をうかがいました。

プロサーファーとしての拠点に選んだ南房総

吉川さんの出身は神奈川県鎌倉市。海の近くで育ったそうですが、サーフィンを本格的に始めたのは高校生になってから。サーフィン三昧の高校生活を経て、20歳でロングボードのプロサーファーになりました。
そんな吉川さんが南房総を知ったのもサーフィンがきっかけ。プロサーファーとして海外遠征もしていた吉川さんですが、国内でサーフィンの練習をするのにちょうどいい、と南房総の千倉エリアに別荘をかまえ、最終的には完全移住をはたします。出身地であり、サーフィンスポットとして有名な鎌倉ではなく、どうして南房総を移住先に選んだのでしょうか。
「南房総はコンスタントに波があって、波質もいいんです。サーフポイントがたくさんあるので混雑もしにくいのがよかったですね。千倉エリアに別荘を借りたのがプロになってから2.3年後。それからずっと物件を変えたりしながら、千倉エリアに通っていました。鎌倉にも住居はありましたが、住民票を移して、千倉を完全に拠点にしたのが13年くらい前ですね。ちょっと前に会社を立ち上げたり、結婚したりもあって。海外移住も視野に入れていたんですが、やはりサーフィンして長く暮らすなら千倉がいいなと」
「千倉に限りませんが、南房総は都心にも近く、成田・羽田の両空港も近いので、利便性がよかったのも決め手のひとつですね。利便性とサーファーとしての波の良さが両立できるのが南房総だったと思います」

広い自宅で楽しく過ごす

現在の自宅は今から3年ほど前に新築。オシャレな平屋に芝生が広がる大きな庭、子ども達が遊べるトランポリンやスケボースペースなど、敷地の広さを活かしたマイホームです。

「海の近くの広い場所でゆったり暮らしたかったので、今の家には満足しています。芝の管理がちょっと大変ですが(笑)子ども達もたくさん庭で遊べるし、友達が来てもゆったり遊べるので気に入っていますね。あと、広さを活かして売電収入が見込める大きな太陽光発電システムを入れた平屋にしました。こんないい土地が見つかったのも、別荘時代からお世話になっている不動産屋さんのおかげ。良い不動産屋さんと巡りあえてよかったです」
そんな海辺の生活を家族はどう思っているのでしょうか。
「妻もサーフィンをするので、こちらへの移住には好意的でしたね。移住後に子どもができたんですが、今、小学6年になる長男はかなりサーフィンにハマっていて、平日も学校が終わってすぐに海に行ってます。同世代のサーフィン仲間もいて、楽しくやっているようで嬉しく思います。土地柄もあって、小さいころからサーフィンをやっている子どもは結構いて、世界で活躍するような子もいるんですよ。下の子は女の子の双子でまだ小学2年なので、サーフィンはそんなにやらないですが、夏は海でボディーボードで遊んだりしています」

サーフィンと仕事を両立して

プロサーファーとして活躍し、30歳を過ぎたころにスポンサーからの勧めもあり、サーフィン以外の仕事を考えるようになった吉川さん。移住する少し前に株式会社coceworks(コケワークス)を立ち上げました。若いころのアルバイト経験を活かした造園や家周りの工事などを請け負う会社です。
「サーフィンに加えて仕事、というのはやはり大変でしたが、今思うと頑張っておいてよかったなと思います。南房総は環境はとてもいいのですが、やはり仕事が少ないのがネックなので」
「また、2019年には千倉駅前にある会社の事務所の1階でコーヒーショップ『ichinoyato coffee / イチノヤトコーヒー』もはじめました。ここでは、駅前という立地を活かし、サーフィン前後や散歩の途中に立ち寄って、おいしいコーヒーを楽しんでほしいという想いがあります。厳選したこだわりのコーヒー豆や、千倉の風景を描いたアートなコーヒードリップパックの販売もしています」

移住検討者へアドバイス

「サーファーはまずは二拠点もおすすめです」

サーフィンを楽しみつつ、地域に根付いている吉川さんに、海の近くに住みたい!と願う都心に住むサーファーへのアドバイスをもらいました。 「南房総のサーフエリア(千倉・丸山・和田)は、サーファー的には言うことのないほど環境の整った場所だと思います。海外のサーフエリアにも負けてないです。ただ、仕事が都心ほど充実していないのが現実。サーフィンで移住を検討している人は、まずはエリアに小さな拠点を持って、二拠点生活をしてみるのもおすすめです」 (本記事の内容は2021年取材当時のものです。)

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