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南房総の冬の朝は…「寒い」です

沿岸部の一部以外は霜が降ります

 

南房総市は沖合を流れる黒潮の影響により、冬は暖かく夏は涼しい海洋性の気候です。
年間の平均気温は16℃。積雪はほとんどなく、真冬に春の花が咲き、市域の一部は無霜地帯といわれています。

移住相談の際、「南房総は冬でも暖かいんでしょ?」と質問されることが多々ありますが、実際のところはどうなのでしょうか-。

私は埼玉県から南房総市に移住して3回目の冬を迎えましたが、南房総の冬は普通に「寒い」です。もちろん、積雪の多い寒冷地から移住される方にとっては断然に暖かいと思いますが、南房総も朝方の冷え込みは強く、気温が0℃を下回ることもあります。ですので、冬場の生活に暖房器具はかかせません。

また、冬の最低気温は東京都内よりも南房総のほうが低い日もあり、都内から移住されてきた方の中には「思ったより寒い」とおっしゃる方もいます。そして市内の一部地域を除いては霜が降りることも珍しくありません。

畑の土も霜柱でザクザクです(千倉地区・海岸から約500mの場所)

 

一方、晴れた日の日中は暖かい日差しが降り注ぎ、一足早い春の訪れを感じることができます。1月21日現在、千倉地区の花畑ではポピーやカレンデュラ、ストック、キンギョソウなどの露地花が咲き始めています。

南房総地域へ移住や二地域居住をご検討中の方は、「思ったより寒い」と後悔しないためにも、イメージだけではなく「冬の寒さ」を体感されることをおすすめします。

一足早い春が訪れています(千倉地区・白間津の花畑/1月21日撮影)

 

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