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隠れ屋敷 典膳(てんぜん)

隠れ屋敷 典膳

・住所:〒299-2505
 千葉県南房総市宮下1822
・電話:0470-46-4137
・web:https://www.tenzen.chiba.jp/
・営業時間:11:30~15:00・17:00~21:00

味わうだけじゃない! “体験”しに行く山の中の古民家炭火焼店

【正面から見た隠れ屋敷典膳】

海岸から山々に囲まれた山岳地まで、南北に細長い地形をしている丸山地区は、南房総市内でも花卉(かき)出荷高が多く、農業や酪農が盛んな地域です。そんな丸山地区にある隠れ屋敷典膳は、山奥にひっそりとたたずむ完全予約制の炭火焼山海料理の店。テレビで何度となく取り上げられている隠れ屋敷典膳の魅力と、「移住の足掛かりとして一緒に働いてみませんか?」という店主からのお誘いをご紹介します。

 

たどり着くまでの道のりも魅力の一つ

隠れ屋敷典膳への道中は、山の中に所々現れる看板を頼りに進みます。古いカーナビゲーションだと、山の中で「到着しました」と案内されることがあるので、注意が必要。初めての人は、「こんな山の中に本当にお店があるのか?」と不安になる人もいるかもしれません。店主の山本剣(けん)さんは、店にたどり着くまでの道中もアトラクションの一つと考えています。

【店主の山本剣さん】

どきどきしながら車を走らせると、やがて見える武家屋敷のような建物。昔からここに鎮座しているかのような武家屋敷は、元田んぼだった場所に武家屋敷の門と玄関を移築し、本館は古材などを利用して建てられました。お店までの道中も、建物も、炭火を使って自分で焼くスタイルも全て、ふだんの暮らしから離れた異世界で時間を過ごしてもらうためのアトラクションなのです。

【中に入ると、レトロな看板や古道具が並んでいる】

車から降りると、川のせせらぎや鳥の鳴き声が聞こえてきます。武家屋敷の中に一歩足を踏み入れると、江戸小唄が流れる空間に昔現役で活躍していたであろう古道具や仏像などが所狭しと並んでいて、どこかへタイムスリップしたかのような感覚になります。

【囲炉裏が完備された個室】

携帯の電波も入らない店内で時間に追われることなく、心身ともにどっぷりとこの空間に浸って食事を楽しめる個室。WiFiは使えますので、必要な方はご利用ください。

 

移住先で頼れる兄貴のような存在

店主で料理人の山本さんは、生まれも育ちも南房総。大阪にある辻調理専門学校を卒業後、炭火焼を学ぶために八王子にある「うかい鳥山」で修業しました。

【駐車場の奥に広がる畑】

店の目の前には畑があり、農業高校で学んだことを活かしてある程度自給できるように野菜を育てています。店から出る野菜クズなどはコンポストで追肥化し、畑へ入れて循環させます。植物の入れ替え時期である端境期(はざかいき)や、自給で賄えない野菜は地元の直売所で購入。魚介類は地元の漁師から、鶏・豚・牛肉も地元か千葉県産のものを仕入れ、水は御殿山の名水「暗闇の水」を使用しています。

【麦トロご飯の準備をする山本さん夫妻】

山の中で農業を行いながら自給的な暮らしをしていると必要になってくるのが、狩猟と解体の腕です。山本さんは猟銃を使う狩猟免許を持っていて、もちろん捉えた獲物の解体も行います。海へ行けば釣りをして、魚もさばきます。隠れ屋敷典膳を建てるときは、ずっと大工さんと一緒に作業を行っていたので、DIYもお手のもの。

【アジサイを浮かべた花手水】

【アジサイを浮かべた花手水】

【門をくぐった先にある玄関】

【門をくぐった先にある玄関】

【個室へとつながる廊下】

【個室へとつながる廊下】

【料理の準備をする山本さん】

【料理の準備をする山本さん】

【2階にある隠れ部屋のような個室】

【2階にある隠れ部屋のような個室】

【広い縁側のある個室】

【広い縁側のある個室】

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