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有限会社内房スバルソーイング

有限会社内房スバルソーイング

・住所:千葉県南房総市検儀谷48
・電話:0470-57-3202
・web:https://subaru-sewing.co.jp/

南房総で世界に届く服を作る

田園風景の中にある“世界基準”の縫製工場

内房スバルソーイングは、東京・神奈川方面から車でおよそ1時間半の南房総市富山エリアにある服飾縫製工場。南房総の穏やかな田園風景の中にありながら、世界基準のものづくりを手がけています。

絶え間なくミシンの音が響き、ときおり裁断機が動く音も重なる工場内は、ほどよい緊張感はありますが、どこか柔らかい空気が漂っています。

 

そのなかで目を引いたのは、きれいにネイルを施した手で、迷いなくミシンを操るスタッフの姿でした。
今回お話を聞いた大阿久(おおあく)専務は「顧客ブランドの方が工場を見に来ることもありますから、もっとおしゃれをしてもいいくらいですよ」と笑います。

 

実はこの工場は、世界的に評価されるハイエンドな国内トップクラスのブランドの縫製を担っているのです。

【工場内の様子】

三代目が切り拓く、縫製工場の現在地

この世界基準のものづくりを率いているのが、大阿久俊孝専務です。

内房スバルソーイングは1990年(平成2年)、大阿久専務の祖父が故郷・岩井で創業しました。その後を母が継ぎ、現在も代表取締役を務めています。大阿久専務は三代目として、2023年に専務に就任しましたが、もともとは美容師としてキャリアを積み、店舗経営も経験しています。南房総にUターンして家業を継ぐ決心をしたきっかけは、母から声をかけられたことでした。

 

それまで家の事業には関わっていなかった大阿久専務を待っていたのは、この業界をとりまくさまざまな問題でした。なかでも大きかったのは、書類を交わさないまま「だいたいこれくらいで」と決まってしまう受発注の慣習や、低すぎる加工賃の問題でした。大阿久専務はこの問題に向き合い、工程を細かく精査して妥当な工賃になるように交渉し続け、今では少しずつ改善されているそうです。

 

その一方で、受注できる仕事の幅を広げ、よりハイエンドな国内トップクラスのブランドの縫製も手がけるようになりました。

「今後は、海外のブランドの仕事も受注していきたいです。日本の縫製技術は、世界的にも評価が高いんです」

さらに新しい素材や柄にもチャレンジしたいと意欲を語ってくれました。

 

【専務の大阿久俊孝さん】

意外に奥深い縫製技術者という仕事

では、実際にこの工場では、どのような仕事が行われているのでしょうか。

多くの場合、縫製スタッフは担当したパーツだけを縫います。シャツ1枚を一人で縫える人はほとんどいないそうで、それだけ、服の縫製には高度な技術が求められるのです。縫えるパーツを増やして1枚の服を一人で手がけるようになることが、スタッフの目標になっています。

それに近いのがサンプル縫製です。ブランドから「このように作ってください」と依頼された仕様に沿って1枚の服を仕立てます。このサンプルをもとに、展示会やショーで発注枚数が決まるため、サンプル縫製は重要な役割を担っており、工場では専門のセクションを設置して対応しています。

 

縫製の仕事には、CADを使った裁断なども含まれます。この世界も絶えず技術は進歩しており、今や、CADで型紙を補正し、機械で裁断するという工程は標準になっているとのこと。ボタンも専用のミシンで取り付けられることも多く、ほんの一瞬で、きれいにボタンがつけられるそうです。

 

現在、日本で流通する衣料品のうち、国内縫製されたものはわずか1%台に過ぎません。

その貴重な現場を支えているのが、ここで働く縫製技術者たちなのです。

 

【裁断機】

【ボタン付けの作業】

コツコツと積み上げる人が育つ環境

大阿久専務に、どのような人が縫製技術者に向いているのかをお聞きすると、「ものづくりの世界なのでコツコツと一つのことを続けていける人」とのことでした。手先が器用な人がいいのかといえば、必ずしもそうではないそうです。反復して続けていればできるようになるので、自分が不器用だと思っている人でも、縫製技術者を目指すことは十分可能とのことでした。

 

長く縫製の仕事に携わり、頼りになる工場長の岩﨑さんは、ときに厳しくときに優しく、スタッフに向き合います。実際にスタッフに仕事を教える機会が多い岩﨑さんはこう言います。

「昔と違って、今は『見て覚えろ』ということはありません。やり方を丁寧に説明し、分からないときは相談してもらいます。スタッフ同士で教え合って、協力しながら仕事をしています」

 

助け合いながら技術を磨いていく社風が、高い技術を持つ縫製技術者を着々と育てています。
残業は少なめで、休日出勤もありません。安心して長く働ける環境が整えられています。

 

【工場長の岩﨑さん】

【工場の外観】

南房総から世界の舞台へ

工場で働くスタッフに話をうかがいました。

サンプルを任されている池田さんは、育休が明けて職場に復帰したばかりです。もともと服が好きで、自宅でもお子さんの服をミシンで縫っているのだとか。

「自分が縫ったサンプルがショーで紹介されているのを見るときが、1番うれしいですね。デザインが凝った難しい服を作り終えたときの達成感も好きです」

 

新卒で入社1年目のスタッフも、手慣れた様子でミシンを操りながらこう話してくれました。

「縫う仕事はやりがいがあります」

大阿久専務によれば、彼女はすでに後輩の面倒をみる存在になっているそうです。

【働くスタッフの皆さん】

南房総の静かな環境で、世界基準のものづくりに携わる。
そんな選択肢が、ここにはあります。

 

現在、内房スバルソーイングでは新たな仲間を募集しています。

詳しくは下記の求人情報をご覧ください。

 

 

※情報はすべて2026年2月現在のものです。

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