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クジラが漂着しました

岩井海岸に漂着した体長約10mのクジラの死がい(2023年4月13日撮影)

 

三方を海に囲まれた南房総市では、時々クジラやイルカ、ウミガメなど大きな生物が流れ着くことがあります。漂着した生物は、弱っている場合やすでに死んでいる場合が多く、病気のリスクもあるため、むやみに近づいたり触ったりするのは危険です。

特に死んだクジラは、腐敗により死体内部にメタンガスなどが蓄積し、破裂する場合があるので大変危険です。また解体する際も、刃物で切りつけた部分から皮が弾け、破裂する場合があるので注意が必要です。

漂着した生物に関しては調査・研究など学術利用される場合もありますが、それ以外は埋却処理されるのが一般的です(今回岩井海岸に漂着したクジラの死がいは、2023年4月14日海岸管理者である安房土木事務所が埋却しました)。

もし海岸で大きな生物や漂着物などを見つけた際は、すみやかに管轄の海岸管理者(※)へご連絡をお願いいたします。

※海岸管理者とは…海岸法に基づき、海岸保全区域および一般公共海岸区域について管理を行う機関のこと。場所により管理者は異なります。

 

【関連リンク】

南房総市移住・定住情報サイト|七色の自然に暮らす 記事「鯨が揚がりました」