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春の味覚「食用ナバナ」の楽しみ方

左:ナバナの豚肉巻き|右:ナバナのツナマヨサラダ

 

春の訪れを感じる食材として人気のナバナは、千葉県の県の花として広く親しまれています。

食用ナバナは独特のほろ苦さと歯ごたえ、そして鮮やかな緑が魅力の食材です。お浸しや和え物はもちろん、炒め物、天ぷら、懐石料理、パスタまで幅広く使われています。栄養価も高く、カルシウムはホウレンソウの2倍、ビタミンAや鉄分なども豊富に含んでいます。

安房地域でのナバナの栽培は、菜種油用として江戸時代後半から盛んになりました。そして食用ナバナの栽培は、昭和18年頃白浜町で栽培されたのが始まりです。切り花用に出荷していた「菜の花」が、「東京の料亭で高級料理として食べられている」と聞いた農家が、食用のナバナとして栽培を始め、生産が広まったそうです(諸説あり)。その後温暖な気候にも恵まれ、今では南房総が日本一の生産量を誇る一大産地となりました。

早春のナバナ摘みは南房総ならではの体験メニューです。1月~3月頃にかけて、道の駅などでも気軽に楽しむことができます。ぜひ、南房総に足を運んで「見て楽しい」「食べておいしい」ナバナの摘み取りを体験してみてはいかがでしょうか。
※施設により体験時期が異なります。詳しくは各施設へお問合せください。

 

【関連リンク】

南房総市観光サイト「南房総いいとこどり」食用菜花ページ

道の駅「富楽里とみやま」体験案内ページ

道の駅「おおつの里 花倶楽部」体験案内ページ

道の駅「三芳村 鄙の里」体験案内ページ