News

【南房総学】富浦小6年生「ビワ販売会」

手書きの看板やのぼりで「ビワ販売会」を元気いっぱいにPR

 

2023年5月30日道の駅とみうら枇杷倶楽部で市立富浦小学校6年生が地域の特産品であるビワの販売会を行いました。販売会は午前10時30分と午前11時の2回に分けて実施され、多くのお客様でにぎわいました。

この日販売したビワは、地元の枇杷研究会協力のもと、児童たちが自ら摘花や袋掛けを行い育てたものです。富浦小学校では、100年以上皇室に献上しているビワの産地であるこの地域に誇りと愛着を持ってもらおうと、毎年「南房総学※」の一環として生産から販売まで一連の流れを体験しています。

児童たちは「いらっしゃいませ。富浦小6年生が作ったビワです」「本日限定です。おいしいビワいかがですか」と声を出しながら、一生懸命に販売を行っていました。

前日に児童たちがビワを大きさや状態で選別し、パックや袋に詰めました。陳列も自分たちで行います

心を込めて育てたビワを明るい笑顔で販売

一枚ずつ手書きされたラベル。個性が光ります

ラベルの裏側にはビワのおいしい食べ方が書いてあります

 

ビワの摘花から販売まで、一連の作業を体験した児童たちに話を聞きました。
「木に登って、一番上のビワに袋かけをするのが大変でした」「袋掛けの時に針金を巻くのが難しかったです」「摘花は最初どれを取ってよいのか分からなかったです」「農家の人は大変だと思いました」と話してくれました。

一方、楽しかったことを聞くと「ビワの袋を取るとき、どのくらい大きくなっているか楽しみでした」「今日の販売会でたくさん売れて嬉しいです」と話してくれました。

そして、児童たちが一生懸命に販売したビワは見事完売!

最後はみんなで「ありがとうございました」と感謝の言葉を述べていました。今回の収益の使い道は、児童たちが話し合って決めるそうです。

※南房総学とは・・・地域の自然や産業、伝統文化を学び、体験する中で「南房総市に残っても、離れても、どこに行っても支えとなる故郷への思い」を持つ子どもの育成を進める南房総市の教育指針です。詳しくは本サイト特集記事「『南房総に残っても、離れても、どこへ行っても』子どもの支えとなる郷土愛と学力を育む」をご覧ください。

 

【関連リンク】

南房総市移住・定住情報サイト 記事「房州びわ」が旬を迎えています

道の駅とみうら枇杷倶楽部

南房総いいもの市場房州びわ販売ページ