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山の季節になりました

伊予ヶ岳と富士山(花嫁街道第三展望台より)

 

房総半島の最南端に位置し、温暖で無霜地域を有する南房総市は、冬の時期から登山シーズンが始まります。
千葉県を代表する低名山といえば、富津市・鋸南町の鋸山(関東百名山)、君津市・富津市の高宕山(関東百名山)、鴨川市清澄山(日蓮宗四霊場)などが挙げられますが、房総丘陵において広大な市域の南房総市では、千葉県最高峰の愛宕山をはじめ、美しい双耳峰の富山(関東百名山)、房総のマッターホルンと呼ばれる伊予ヶ岳(関東百名山)、安房地域最古のマテバシイ古木が山頂に佇む御殿山(関東百名山)、そしてご存知、花嫁街道の烏場山(新日本百名山)などが連なり、冬場から翌年の5月まで多くのハイカーが訪れます。

中には、冬場の足慣らしとして、伊予ヶ岳から富山へ、又は御殿山から大日山への縦走、花嫁街道2周などを達成する屈強なハイカーもいらっしゃいます。

ビギナーの方にも整備されて歩きやすいコースが多いのでオススメです。海が見える南房総の低名山へ是非お越しください!天候に恵まれれば富士山も望めますよ!!

 

刺咬症の様子(左:10/1ヤマビル-花嫁街道、右:10/20オオスズメバチ-富山)

 

なお、温暖な南房総エリアでは11月においてもヤマビル、スズメバチなど危険生物が目撃されています。登山の際は、虫よけスプレー、刺された時のためのポイズンリムーバーや傷口洗浄用の水を用意しておくと安心です(12月に入り気温がグッと下がればこれらの危険生物はほぼ見られなくなります)。

【関連リンク】
南房総市観光サイト「南房総いいとこどり」ハイキングページ