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「給食レストラン、」オープン!!

南房総市は、日本一美味しい学校給食を目指し、地産地消の推進や完全米飯給食など特色のある学校給食づくりに取り組んでいます。
今回、11月15日(土)の南房総市教育の日式典に引き続き、27日(木)、0歳から15歳までの一貫教育を実践する富山エリア富山学園にて、「※給食レストラン、」がオープンしました。

※止まらずに常にアップデートを繰り返し、進化し続けるレストランを目指して「給食レストラン、」と名付けられました。

保育所、幼稚園、小学校、中学校が同一敷地内に立地する富山学園

本日限定の「給食レストラン、」富山学園店オープン♪

 

「給食レストラン、」では、20名様限定で、教育委員会指導主事たちがお客様のおもてなしをします。

給仕するスタッフ陣、ノリノリです

栄養バランスの取れた独自メニュー

見た目も綺麗な給食、早く食べたい!

 

献立を作成した栄養教諭・岩崎先生からは、こだわりの給食メニューについて説明がされました。

本日のメニューは、主食が古代米を加えた恵ごはん、副菜としてひじきが嬉しい南房総満菜サラダ、汁物はかぶのそぼろ汁、メインは鯨の街・和田エリアで水揚げされたツチクジラとレンコンを甘辛に仕上げた紅蓮鯨、デザートはみかんで有名な富山エリアで収穫された温州みかんと南房総市を代表する食材のラインナップ。
江戸時代、8代将軍徳川吉宗が嶺岡地区で飼育したインド産白牛3頭が日本近代酪農の発祥となったなど、牛乳ひとつとっても当地の食材に纏わるストーリーは尽きません。

本日のメニューを解説する岩崎栄養教諭

 

古米が散りばめられた恵ごはんは彩り鮮やかでプチプチした楽しい食感を味わえました。
南房総満菜サラダはヘルシーながらも確かな食べ応えを感じられます。主菜の鯨はあとを引く味付けとその存在感でごはんが更に美味しい。出汁の効いたかぶのそぼろ汁で口の中もスッキリ。以後、無限ループで給食を食べてしまいます。そしてデザートの温州みかんは酸と甘味のバランスが絶妙、至福の時間を堪能できました。

大変美味しくいただきました、完食です

 

どのメニューにも共通するのは、一品一品何か意図があるなということで、この土地に長年根付いた特色ある食材を、創意工夫して調理する作り手側からの矜持を垣間見た気がしました。

大人が送る子どもたちに食べて欲しいメニュー、
「よく噛んでほしい。」
「自慢の地場産品を食べてほしい。」
「提供される地元食材の裏側にあるストーリーを学んでほしい。」
そうした思いが窺えます。

レストランでお願いしているアンケートでは、
「ボリュームといい、郷土色といい素晴らしい給食でした!」
「栄養たっぷりな上、とても美味しくてびっくりしました。」
「地元の生産者としてやりがいを感じられますし、とっても美味しくいただけました。」
「色々考えてもらえて子供たちが幸せだなって思いました。」
と、ご来店いただいたお客様からもご満足のお声をいただきました。

担当の黒川指導主事よりお礼のあいさつ

 

南房総市自慢の「給食レストラン、」。如何でしたでしょうか?
このレストランは例年、食材が充実する11月から翌年1月頃に事前予約制でオープン。予約受付開始の際は、このポータルサイトイベント新着記事にてご案内します!

皆様のご来店をお待ちしております♪

 

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