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2025.09.26
ふるさとの海でサーフィンに挑戦!~南房総中1年生~

初めて千倉の波に乗る中学生
南房総市では、ふるさとへの誇りや愛着を育むことを目的として、「南房総学」という地域学習を推進しています。
その一環として、南房総中学校では、今年も地元の海の魅力を体感するサーフィン体験会を開催しました。
この体験会は、南房総サーフィン協会の協力のもと、9月3日・4日の2日間にわたり千倉海岸で実施されました。
参加したのは、1年生72人。地元・千倉の海で貴重な体験ができるとあって、多くの生徒がこの日を心待ちにしていました。
初日の開会式では、南房総中学校の国本校長から次のようなエールが送られました。
「皆さんの偉大な先輩である同校3年生の石井有沙さんは、サーフィンのアジアチャンピオンです。皆さんも、第二・第三のチャンピオンを目指して、今日の体験を思いきり楽しんでください!」
続いて、インストラクターのリーダーを務めた日本プロサーフィン連盟公認サーフィンインストラクターの鈴木国雄さんからも「私も旧千倉中の偉大な先輩です(笑)。今日はみんなで安全にサーフィンを楽しみましょう!」と挨拶が行われました。

開会式で挨拶を行う南房総中学校の国本校長(写真中央)

千倉の海をこよなく愛する、日本プロサーフィン連盟公認サーフィンインストラクターの鈴木国雄さん
開会式の後に行われたエキシビジョンでは、同級生でもあり、国内のサーフィン大会でも活躍する石塚悠さんによるパフォーマンスが披露されました。

スピード感のあるパフォーマンスを見せる石塚悠さん

ダイナミックな演技は圧巻です!
続いて、サーフィン体験がスタート。まずは砂浜で、パドリングやボードの立ち方など、基本的な動作を練習。その後、3つのグループに分かれて海に入り、サーフィン体験を行いました。

まずは砂浜でパドリングの練習やスタンスの確認

テイクオフをイメージ。ポイントは「前をしっかり見ること」

続いて海へ。波を捉えて、パドリングからの―

テイクオフ!

テイクオフ!

テイクオフ!
初めてサーフィンに挑戦した女子生徒に感想を聞きました。
「最初に波が目の前に来たときは、思っていたより大きくて少し怖かったけど、実際に波に乗ったらとても楽しかったです。簡単そうに見えるけど、やってみると技術が必要なんだなと感じました」
また、父親が昔サーフィンをしていたという男子生徒は、
「前からサーフィンをやってみたいと思っていたので、今日はとても楽しみにしていました。初めてでしたが、たくさんボードに立てて、すごく楽しかったです。これをきっかけに、本格的に始めてみたいと思います」と、目を輝かせて話してくれました。
今回の体験会では、初めてながらも多くの生徒がボードの上に立ち、サーフィンの楽しさを体感する様子が見られました。インストラクターの方々からも
「みんな上手!」
「合格!」
「プロを目指せるよ!」
といった声が上がり、生徒たちと一緒にサーフィンの楽しさを分かち合っていました。
サーフィンの合間には、水遊びを楽しむ姿も見られ、透明度の高い海に「キレイ!」と声を上げる生徒も。普段の学校生活では見られないような、明るい笑顔と歓声が千倉の海に響き渡りました。

水遊びを楽しむ生徒たち

白い砂浜、青い海が広がる千倉海岸
当日も県内外から多くのサーファーが訪れていた千倉の海。生徒たちには、このふるさとの海の美しさや魅力を感じ、自分たちの誇りとして心に刻み、未来へとつなげていってほしいと思います。
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