- ホーム /
- 新着・イベント情報
News
新着・イベント情報
Topics
2025.09.10
凄いぞ拓心高校!!バナナ収穫♪

拓心高校園芸部の4人(左から、和田さん、堀江さん、石原さん、佐藤さん)、好きなフルーツはバナナとパイナップル
温暖な南房総エリアでじわじわと存在感を増しているバナナ。
今回は、市内で園芸施設を有し、熱帯果樹のパイナップル・バナナの無農薬栽培に挑戦している千葉県立安房拓心高等学校より、バナナの収穫を行うと一報を受けましたので、圃場(農業実習地)へ取材に行ってきました。
収穫するのは耐寒性を備えた品種のアイスクリームバナナ。順調に生育すれば株の栽培から2年ほどで花を付け、更に80~100日を経て収穫できるそうです。
蒸し暑い9月の上旬、圃場へ5月以来訪問すると、2年目のバナナの木は元気に育ち4mほどの高さになっていました。
農場長の川田先生にお話を伺っていると、園芸部の男子チームがやってきました。今日は彼らが収穫を行います。

ズシリと重たいバナナの実、慎重に切り進めます
ノコギリでバナナの実を傷つけないよう切り取ると茎からは大量の樹液が。思わず触ると非常に粘性が強く取材中断。

実を付けた段階で数量を間引くとより大きく成長し収穫できるそう

収穫間近のパイナップルの説明をされる川田農場長
収穫したバナナは、館山市の佐藤バナナ商店さんに後熟(追熟)を依頼予定、1週間ほどムロ(熟成室)で熟成させると、青々としたバナナが黄色に完熟し食べられるようになります。
熱帯果実栽培への挑戦について、生徒たちを指導する川田耕治教諭・農場長は、
「温暖な気候の南房総は、熱帯の果物を育てるのにぴったりな場所です。バナナやパイナップルをはじめとするさまざまな熱帯フルーツを、比較的簡単に育てられます。南房総で育ったバナナは味がよく、パイナップルはメロンよりも甘いものができる場合もあります。観葉植物を育てるような感覚で、トロピカルな果物栽培を気軽に楽しんでみませんか。」
と語っています。
今後の拓心高校の挑戦にも注目ですね!
また、ぜひぜひ教育委員会庁舎に定植したバナナとパイナップルの栽培指導もよろしくお願いします!
【関連リンク】