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バナナの木を植えました

バショウ科バジョウ属で食用の実を結ぶトロピカルフルーツ、バナナ。

江戸時代の俳人・松尾芭蕉が、弟子から贈られた芭蕉(ばしょう)の木が立派に育ったことを喜び俳号を改めたのは有名な話です。
しかし同じバショウ科バショウ属の大型多年草でも、芭蕉は実が小さく、食用には適しません。芭蕉との区別から、バナナは甘蕉(かんしょう)、実芭蕉(みばしょう)とも呼ばれています。

南国やハウスでしか育てられないと思われがちなバナナですが、実は耐寒性のある品種「アイスクリームバナナ」は露地での栽培が可能です。

自家結実するアイスクリームバナナは1本でも実がなり育てやすいと説明される川田教諭

 

今回は、市内で園芸施設を有する千葉県立安房拓心高等学校から、アイスクリームバナナの木を譲り受け、教育委員会庁舎前の花壇に定植しました。
早ければ来年の8月頃に花房が出始め、11月には収穫ができそうです。

子どもたちが遊びに来るこの庁舎で一緒に収穫したいと話す子ども教育課スタッフたち

 

「実芭蕉」の季語は夏。
来年の夏、アイスクリームバナナがどんな花を咲かせるか待ち遠しいですね!

 

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