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2025.06.17
子ども園でさつまいも苗植え体験実施♪
南房総市では、子どもたちが普段口にする食材の背景を学ぶ「食育」を推進しています。
今回は子ども園でのさつまいも苗植えを目的に、丸山地区で0歳児から15歳の学生までの幼保小中一貫教育を実践する嶺南学園を取材してきました。
秋に収穫を目指す「紅はるか」、「紅あずま」は、5、6月が植付けに最適な時期。当日は、保育園児19人、幼稚園児57人が絶好の天候のなか参加しました。
苗植えは、郷づくりまるやまのイベント部会の皆さんにご協力いただいています。

さつまいもの苗植えを指導する丸山地域センター協働担当の西田氏
まず、地温調節や雑草抑制、土砂の飛散防止が期待される農業用マルチに、短くカットした竹を使って、30cm間隔で苗を植える穴を空けます。
今回は斜め植えとするため、穴を斜めに空けました。斜め植えは根が横に長く伸びるため、多くの個数が期待できます。

穴空け担当の先生方を応援するのが園児の仕事
次に、竹で空けられた穴に「紅はるか」、「紅あずま」の苗を入れ、動かないようしっかりと埋め込みます。

上手に植えられるかな?
最後にジョウロでたっぷり水やりをして作業完了。
順調に育てば10月頃に収穫。
「紅はるか」は「ねっとり」、対照的に「紅あずま」は「ホクホク」とした食感が特徴です。

大きくな~れ!
園児によるさつまいも苗植え体験について、嶺南子ども園園長 藤本 雅俊氏は、
「3歳児から年長5歳児になるまで、3年間継続的にさつまいも栽培を経験することができます。苗植えも収穫も、焼き芋屋さんごっこの準備なども、年々上手に本格的になっていきます。こうした栽培という仕事を通して『仕事が遊び、遊びが仕事』と一回だけの体験ではない栽培の経験を繰り返すことができるのです。」
と語っています。
秋には焼き芋屋さんごっこを開催予定。
さつまいもの収穫が今から楽しみですね!
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